[αź]【16】ヒトと動物の身体比較②(筋肉編) #七ブ侍 #月曜日

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どうも。七人のブログ侍で月曜日を担当しています、あずき (@azucky824です。

僕は昼間はトレーナー、夜は理学療法士の学生をしています。毎週月曜日はその得意分野を活かして記事を書いています。

七人のブログ侍とは?

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七人のブログ侍とは、7人のブロガーが曜日ごとに担当を決めて更新していく、ブログリレー形式の企画です。

企画としては現在16週目に突入しています。

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七人のブログ侍 まとめ

メンバーそれぞれが得意な分野、楽しいと思う分野について自由に、奔放に更新していきますので、興味のある方は是非読んでみてください。

10月は「ヒトと動物の身体比較!」

[αź]【14】【告知】2ndシーズンも身体関係の記事を書くよ!10月は「ヒトと動物の身体比較」を全3回でお届けします! 11・12月はどうなる!? #七ブ侍 #月曜日

↑の記事でも書いたとおり、10月は人間と動物の身体を比較して、「身体って面白いなぁ」と感じて欲しいと願って記事を書きます。

第一弾はこちら↓

[αź]【15】ヒトと動物の身体比較①(骨格編) #七ブ侍 #月曜日

第2弾は「筋肉について」

第二弾である今回は、身体を語る上で重要な項目となる「筋肉」についてとなります。

人間の筋肉ざっくり

以前、筋肉についてはこんな記事を書いています。

[αź]専門じゃない方だからこそ知ってほしい「筋肉」について

筋肉の基本知識として、付け根の話しや痛みと歪みについてもお話させていただきました。

簡単に言ってしまえば、人間の身体は約200本の骨で構成され、それをつなぐのが筋肉です。

当然といえば当然ですが、利き腕や利き足、生活週間や生活リズムによっても発達具合が変わってきて、歩き方や立ち座りの姿勢で、見る人が見れば大体身体の状況が分かるくらい差が出てきます。

特に、肩・腰(背中〜お尻)・足首は人間の身体の中で固まりやすい部分だとも言われてて、肩こり腰痛でお悩みの方は多いかと思います。

今日はその筋肉について、動物の身体の話を切り口に、少しだけお話させていただこうと思います。

身体の使い方・生き方で発達が違う。

先ほど、生活の仕方で身体の発達が変わるという旨のことを書かせてもらいました。実際に動物の筋肉をみてみましょう。

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(引用元:筋肉の名前を覚えたい 筋トレ初心者Q&A

△まずは基準となる人間の身体。詳しくはいいので、なんとなくこんな名前の筋肉があるんだな、くらいでOKです。

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(引用元:地上の楽園☆:銀星号事件の謎

△僕が動物の中で、筋肉が素敵だなーと思うのは「馬」です。こんなかんじで、人間と同じような筋肉がついています。

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(引用元:グーテンターク!ドイツからハッピースマイル » 私の第二の故郷、バーデン地方

競走馬になると、美しいと思えてしまうほどの下肢筋です。力強く蹴りだすからこその肉体美。ここまでしなやかな筋肉が付けられたら素敵だなーと惚れぼれしてしまいます。

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(引用元:www.sangojima.com/10haigou2.htm

「ハト胸」とよく比喩に使われる鳩ですが、このように鳥類では羽を動かすために胸筋が発達しやすい生き方になります。

このように、それぞれの生物の生活の仕方によって、発達部位がかなり違うのが分かるかと思います。

魚で説明する遅筋と速筋

そしてもう一つ。筋肉にも種類があって。それが「遅筋」と「速筋」と呼ばれています。〇〇筋は遅筋、、、ってわけじゃなくて、筋の中でも線維があるのですが、その線維がこうして分かれているというわけです。

このうち、遅筋は「赤筋」とも呼ばれ、圧倒的なスタミナを誇ります。ちょっとスロースターターなのがたまにキズ。

一方、速筋は「白筋」とも言われてて、瞬発力に優れています。瞬時にMAX筋力を発揮できるのですが、長時間動き続けるのには向いていません。

このあたりは魚で説明すると非常に楽なので、ご説明します。

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△遅筋はマグロ。泳ぐのをやめてしまうとエラ呼吸が出来ずに死んでしまうというマグロ。永遠のようにに動きまわる様な身体のようです。

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△刺し身にすると完全に赤身ですね。

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△速筋の方は「白身魚」であるヒラメです。物陰などに隠れて、見つかった瞬間バッと動き出す様は完全瞬発力系。

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△刺し身にすると白身ですよね。

このように、生活の仕方によって筋の種類までもが変わってきます。

実はまだ解明されてないことが多い。

ここまでお話してきた、筋肉の話ですが、実はまだまだ解明されていないことがたくさんあります。

根本的なところですが、筋肉が収縮するメカニズム。いままで定説だったものが最近否定されたりしています。生活に身近なところで言えば、筋肉痛のメカニズムも解明されていません。一時期、「乳酸」が疲労物質だと呼ばれていたこともありましたが、現在でははっきりと否定され、運動エネルギーを作り出す物質だという説もでています。

僕が面白いなと思ったのは、小学生くらいまでは筋肉痛にならないという研究データも出ているそうです。

あとは「こむらがえり」いわゆる「つる」という現象もメカニズムまではわからないのだそうです。ただ、こちらは現象が起きた人の共通項から「原因じゃないか?」と呼ばれているものはいくつかあります。以下にあげておきますので心当たりのある方は気をつけるといいですよ。↓

  • ミネラル不足
  • 水分不足
  • 疲労
  • 固まっている

ちなみに僕はかなり「つりやすい」体質なので、どこもつらない日がないくらい。結局この項目だけでは説明できないので、なにか大きな条件があるのだとは思いますが、僕が生きているうちに解明するんだろうか、、、。

【まとめ】次回は「動作」について!

筋肉のはなし、いかがでしたか?少しでも読んだ方の勉強や興味となれば幸いです。

次回は、骨格・筋肉を踏まえて、「動作」というものを考えてみたいと思います。まだ内容ははっきりと決めていませんが、「重心」だとか「歩き方」なんかの話になるかと思います。

動物園や普段の生活で、動物を見るときに面白い目線が増やせるようなことを目指したいと考えています。

是非お付き合いくださいね。

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さて、明日の担当はむーろぐのひろむ君です。動画にガジェットにダイエット、マルチプレイヤーな彼の更新は僕も楽しみです!

それでは僕はこのへんで。あずき(@azucky824でしたー。

この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。