[αź]あなたは理学療法士という職業を知っているか? #毎日更新レース

Rigaku gozonji
おはようございます。理学療法士の卵で今実習真っ只中のあずき (@azucky824です。

ブログを始めてから、リアルなオフ会というか、ブログ関連のイベントに出てみて自分の現状を話すと、「理学療法士って名前はしってますが、どんなことをする仕事なんですか?」って聞かれることがあります。

僕は医療・福祉系の大学を出ているので、そっちの同窓会などでは実際に職場で理学療法士と関わっている人が多く、今まで「理学療法士」の知名度を気にしたことはなかったのですが、世の中の医療から離れた世界では、なかなか分からない職業なのかもしれないな、と感じています。

今日は、どんな職業で、どんなことが出来るのか、という話をしてみたいと思います。

理学療法士=リハビリの先生?

前述のように「どんな仕事なの?」と聞かれた時、とても手っ取り早く答えをだすとすれば、僕は「リハビリの先生ですよ」と言ってきました。

スポーツ関連のドラマやテレビ番組を見れば、結構感動的なものとして描かれることが多い「リハビリテーション」というもの。そこで歩く練習をしてる患者さんの近くにいる白衣を来た人、ってイメージは想像がつきやすいのではないでしょうか?


でも、リハビリって実は様々な職種が関わっていて、理学療法士はあくまでその一部に過ぎません。

関連性の高い職業に「作業療法士」というものがあって、病院によってはほぼやっている内容が変わらないケースもあります。また、西洋医学からは少し離れますが「柔道整復師」や「パーソナルトレーナー」あたりも根本的な考え方は似通っているなと考えています。

じゃあ理学療法士ってなんなの?

一概にリハビリの先生って言っても完全にイコール理学療法士、ってわけじゃないんですよね。

それじゃあ理学療法士って何者なの?なんなの?って話になると思うんですけど、これは結構病院や個人によって見解が異なるとは思うんですが、僕は以下のような役割が主だと思っています。

  • 人間の姿勢や動作を分析する
  • 起きている事象から原因と問題点を見つける
  • 軟部組織・神経に対して様々な手技で外部から介入する
  • 再発予防として姿勢や動作の改善をする
  • 生活を再構築するための能力を養う

ちょっと小難しい言葉になってしまいましたが、リハビリテーションの定義にも関わってきます。

デジタル大辞泉というサイトでは以下のように説明されています。

身体に障害のある人などが、再び社会生活に復帰するための、総合的な治療的訓練。身体的な機能回復訓練のみにとどまらず、精神的、職業的な復帰訓練も含まれる。本来は社会的権利・資格・名誉の回復を意味し、社会復帰・更生・療育の語が当てられる。



つまり、リハビリとは「身体の機能回復」と「社会的生活復帰」の2本立てになっていて、治せるところは治して、そこから社会的な生活を送るために必要な能力を上乗せしていく、というイメージで僕は考えています。

治らないケガだった場合は、それこそ出来るところまで回復したら、生活をどうおくっていけばその患者さんが幸せなのか、という観点で介護的な道具をつかったり、デイサービスなどを提案したり、自宅へ戻らずマンパワーの期待できる施設での生活を検討したり、そういった「ただ治す」だけにとどまらないのが理学療法士です。


ただ、治せるものには限界があります。外科的な手術でしかなおらない病気やケガ、例えば癌については理学療法士が根治することは不可能です。そのかわり医者が手術した後の、体力を回復させたり、手術中に切った創部そのものの痛みを慢性化させないために出来ることはたくさんあります。


人間というものを勉強して、解剖学や生理学・運動学といった基礎的な学問を駆使して戦っていくエキスパートと言っても過言では無いと思います。


他の職業とは違うの?

この記事の前半で、似たような職業がある、という話をさせてもらいました。

作業療法士や柔道整復師・パーソナルトレーナーなんてあたりはとても良くにていると思います。

まず言っておきたいのは、どの職業も「極めれば同じところにたどり着く」とうこと。もちろんどの職業にも専門性があって、作業療法士は理学療法士よりももっと生活に即した考え方をしてて、輪投げなどをつかった複合的な運動や家事訓練などをやっていきます。柔道整復師は骨の配列(アライメントといいます)を直接いじるケースも多いでしょうし、パーソナルトレーナーは多くの理学療法士が見る「患者」という対象よりも、運動レベルの高いものを見ていきます。

ただ、どれもこれも結局は「人間の姿勢・動作」を見ていくわけで、それに対してどう関わっていくか、というわずかなズレでしか無い、と僕は思います。

理学療法士の強みって?

つきつめれば、あまり違いがないのはないんですが、正直に言って、そこまで突き詰めてやっている人はほんの一握りの人達です。

いわゆる業界でもトップを張っている方々は誰も彼もまるで魔法使いのように人を治します。

じゃあなんで僕が理学療法士、という職業にこだわったのかという話を少しさせてほしいんですけど、大きなものは「西洋医学であること」「知識を系統的に学べる」そして「病院で働ける」・「動作・姿勢がみれる」という点です。順に説明していきます。

西洋医学であること

よく癌の治療では悪く言われることの多い「西洋医学」ですが、僕はとても理に適っていると考えています。

東洋医学ではまだ科学的に解明されていない点が非常に多く、悪い言い方をすれば「今まで(何千年の歴史はあるが)の経験則でやっている」という側面が非常に強いです。

もちろん西洋医学にも分かっていないことはたくさんあります。例えば吸入麻酔はなぜ効くのか解明されておらず、それでも他に手段がないから使っているって現状もありますし、免疫力や体力についていえば東洋医学の方が優れていると感じる場面もたくさんあります。

ただ、比較すると西洋医学のほうが「頭で理解できることが多い」というのは間違いありません。

僕は性格上、自分が理解できないものを自分で使いくない、というこだわりというか、頑固さがあるので、その辺から西洋医学の方に強い魅力を感じています。

知識を体系的に学べる

西洋医学の方が理に適っているという点でいえば、学校に通うにあたって、知識を体系的に学べるのは大きいです。

自分が物事を理解する時に、やはり順を追って分かるようになったようがいいなと思うからです。

学校のカリキュラムでいえば、解剖学+生理学→運動学→リハビリの手技・・・というような流れになっていて、基礎的なものをちゃんと理解していけば高等なものも理解しやすくなります。

また、在学年数が他の職業とくらべて長いんですよね。学校にもよりますが多くは4年学ぶことになるのでその分しっかりと勉強できるメリットがあります。

ただ、学校の質によってとても大きく左右されてしまうので、もし志す方はしっかりと調べてからにしたほうがいいと思いますよ。



病院で働ける

3番目に挙げたのは「病院で働ける」ということです。

これは元住宅営業マンという視点からですが、社会的な地位として「医療職」はとても高いんです。信用力もありますし、離職しても職場はたくさんあって、全国どこへ行っても働くことが出来ます。

また、やりがいとしても病院で働くというのは大きくって、やはり「誰かの力になれる」というのは自分の価値を上げていく大事な要素だと思います。

この「病院で働ける」という要素は、逆に言えば「働かない」って選択肢もあるわけで、外のスポーツの世界で働いている人もいます。どうせ突き詰めて同じことをやるなら活躍できる場の選択肢は広いほうがいいんじゃないかと考えたんですね。

まぁその代わり、柔道整復師には独立することができますが、現状理学療法士を名乗っての独立は制度上認められていません。一攫千金を狙える職業ではない、というのが現状ですね。

動作・姿勢がみれる

最後に挙げたのは「動作・姿勢がみれる」という点。これも突き詰めれば結局どの職業でもやらなければならない必須のスキルではありますが、理学療法士はその専門性をここに見出します。

どんな動作や姿勢をしていて、じゃあどこが原因なのか、それを確かめる手段・治す手段をたくさんの技術の中から総動員させて治療していきます。

これの大きい点は、例えば「痛み」の無い人にでも改善に関われるということです。

患者ではない一般の人や、スポーツに携わる人にも応用できるわけです。これもさきほどと同じで色んな世界へ行ける、その選択肢がたくさんあるわけです。

あとがき

いかがだったでしょうか?今回はおおまかな概念的なものをお話しました.

理学療法士という職業の片鱗が少しでも分かっていただけたでしょうか?まぁ実際に関わってみるのが一番理解しやすいとは思うんですが、読者のみなさんにケガをして欲しいわけではないので、もしかすると関わらないで過ごせるのが一番幸せかもしれませんね。

ただ、身体のことで困ったときは病院にアナタの味方になる職業があるんだよってことは知っておいてほしいと思いますし、信用してほしいなと思うところでもあります。

今月は毎日更新挑戦中なので、どこか時間を作れる時にまた理学療法の、もっと具体的な話ができればなと思っていますので興味がある方はご期待ください。

それでは、あずき (@azucky824でしたー。

 

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