こんばんは。毎週月曜日は「七人のブログ侍」というブロガーリレー企画で記事を書いています。
昼はトレーナー、夜は理学療法士目指して学校へ通っています、あずき (@azucky824 )です。
さて、先週に告知していた通り、5月は身体の柔軟性をあげる体操を提案・解説してみたいと思います。
第一回目の今日は、体操前の基礎知識的なことをお話していきたいと思います。
ブロガーリレー「七人のブログ侍」
七人のブログ侍とは、7人のブロガーが担当曜日を決めて記事を書き、一週間途切れることなくつないでいく、ブログリレー企画です。
身体が固いってどういうこと??
スポーツで、関節が動くことができる範囲の大きさで、体の各部分の筋肉の伸展度などに左右され、筋肉と関節とが一緒になって働く動作の円滑さを決める能力。障害予防に重要といわれる。
出典|講談社
柔軟性を辞書で引くとこのような文言が書いてありますが、僕達リハビリに携わるものからすれば、「関節の可動域の広さ」と一言でまとめられると思います。
理学療法士や作業療法士、アスレチックトレーナーなどの身体に関する専門家は絶対にこの可動域検査というものを覚えます。自分たちの手で患者さんの身体を曲げ伸ばしすることで、
- どこが原因で固くなっているか
- それが日常生活にどんな影響をおよぼすか
…というのを見極めるわけです。
そこで、我々が診なくてなならない、「固くなる原因」というのは全部で3種類あって、「軟部組織性」「骨性」「結合組織性」があります。
簡単に言ってしまえば、「軟部組織性」は「肉がつまっててそこまでしか曲がりません」だし、「骨性」は「骨の動くところはそこまで」という完全な限界だし、「結合組織性」は筋肉がかたまってるということになるわけです。
ここで、自分でどうにかできるのは「筋肉」についてだけなので、基本的にはそこへのアプローチとなります。
柔軟の効能
今回目的とするのは、筋肉を伸ばしたり、ゆるめたりすることです。そのためこんな効果が期待できます。
- 血流アップ
- 筋持久力向上
- あまりつらなくなる
- リンパのめぐりが良くなる
- 冷え性改善
- 腰痛・膝痛の予防改善
今回柔らかくしたい部位
身体の関節は色々とありますが、今回目的とするのは以下の4部位です。
- おしり(殿筋群)
- モモ裏(ハムストリングス)
- モモ前(大腿四頭筋)
- 内モモ(内転筋)
下肢の固さというのは、結構生活に響くのである程度の柔らかさは絶対に維持したいもの。あとは固さのチェックがやりやすい、違いがわかりやすい部位でもあります。
次回予告
次回からは実際に身体の固さチェックと、その改善方法をセットでおつたえします。
来週吧、「前屈」の柔軟になります。お楽しみに!