どうも。ブログ歴2年のあずき (@azucky824 )です。
今週もやって参りました。ブログリレー企画、七人のブログ侍。僕の担当曜日、月曜日です。
僕は現在昼間はトレーナー・リハビリ助手として働いて、夜は理学療法士を目指して学校へ通っています。そんな僕ももうすぐ3年生。今回初めて「実習」なるものに行ってきたので、そのあたりの話を書きたいと思います。
七人のブログ侍とは?
「七人のブログ侍」とは、七人のブロガーが担当曜日を決め、日替わりで更新していくリレー企画です。
メンバーそれぞれ、持ち味を発揮して、読者さんを巻き込みながら楽しみたいと思ってますので、色んな方の記事を読んでみてくださいね!記事末にはまとめサイトもご紹介しています。
実習って?
医学系の勉強をしている方なら、なんとなく分かると思うのですが、期限付で現場に出て、実際の理学療法士の仕事がどんなものか、そして働く施設や病院はどんなものか、というのを間近で感じるための課外授業です。
卒業するまでの3年ないし4年間で何度かこの「実習」があるわけですが、今回は僕にとって初めての実習でした。
なかなか縁のない職種の方もいらっしゃると思いますので、「へぇ、そんなことするんだ」程度で読んで頂ければ幸いです。
やたら忙しかった日々
実習中は自分の仕事や学校とはまったく違う場所で行いますので、当然ですが、毎日の生活リズムが変わってきます。起きる時間・電車乗る時間・乗り換えの有無などなど、このリズムに慣れないことには何も始まりません。
意外とこれは大変だなぁと感じました。慣れって怖いですよね。
そして、実習って実はやることが多くて。
毎日のやった内容を記録し、それに対してフィードバックをもらわなければなりませんし、プラス、その内容を補足する知識を勉強してきて翌日提出する必要があります。
現場が忙しければ人手として働かせられることもあるし、逆に余裕があれば患者さんを実際に触らせてもらうこともあります。
その時に、そのチャンスをどう活かすか。って面で考えるとなかなかこれも大変なんですよね。毎日夜までよく勉強したと思います。
僕の実際やってみた感じ
僕の実習先は、初めて実習を受け入れたということもあり、非常に学生に対して好意的に接してくれました。
どういう施設だったかというと、小さめのクリニックだったけれど外来のリハビリも受けるし、通所リハビリ(デイケア)もやるし、訪問リハビリもやるという、わりとオールマイティなところでした。
まぁ患者さんは高齢者しかいないところです。ただ、その患者さん達も僕に対して非常に好意的に受け入れをしてくれまして、「この身体好きに使ってくれていいからね!」って言ってくださったり、「頑張ってなー」ってお菓子をくれたり、本当にありがたいかぎり。
そこまで僕を大事にしてくれる方々に対して、中途半端なことはできません。毎日毎日テキストを読み込み、自分の身体で手技を試し、文献まで引っ張りだすくらい勉強しました。
実際、施設としても様々な患者さんを触らせて頂くことが出来て、授業で練習していた筋力検査だとか関節可動域のテストだとか、脳神経のテストだとか、本当に色々と実践させてもらいました。
普段だったら音を上げるような状況でも頑張れたのは、患者さん・スタッフさんのおかげだと思う。人間の好意ってものすごいエネルギーだなぁと強く感じた時間でした。
もちろん、非常に楽しい時間でもありました。
僕の反省点というかトラブル。
今回、非常に残念だったのは途中で「外耳炎」という耳の病気にかかり、片耳の聴力が一時的にガクッと下がったことです。
初めての実習ということで、気合をいれて耳掃除をしたのですが、どうやらやりすぎてしまったらしいです。これは耳掃除好きな方々にはあるあるな病気のようで、ほんと気をつけて欲しいと思いました。
今後実習に行く子たちにアドバイスするなら
もし、後輩にアドバイスするならなにがあるかなと考えたのですが、こんな感じでしょうか。
- 毎日の勉強習慣・作業時間をしっかり作っておくこと
- すぐ見れる手持ち資料を作っておくこと
- 書籍・参考書はデータ化しておくこと
△事前準備として、毎日作業する癖をつけることは大事だったなぁと思いました。これがなかったらもっと苦労したと思います。また、自分でまとめた資料って「なにがどこにあるか」が明確なので非常に重宝します。書籍のデータ化もいつでも文献ひっぱってこれるのでやっておいて欲しいですが、できれば、自分でもまとめた方が良いかと思います。
また、実習中にココロがけたいポイントはこちら。
- 「わからない」ことに意固地にならない(知ったかぶりをしない)
- 起こっている現象の理由を考える
- あくまで客観的に物事を観察し、捉える
△スーパーバイザーと呼ばれる教育係の先生に何度も言われたのはこの3つでした。わからないことに対して「知っているふり」をしてしまうと、自分もそれに騙されて勉強しなくなってしまいます、わからないことは「わかりません」と認め、聞くか調べるかしていきましょう。
「起こっている現象の理由を考える」というのは、理学療法士の大事な資質とされています。「なぜあの動きができないのか」「なぜ痛みがでているのか」今ある疾患名だけではなく、年齢や性別、家屋情報など幅広い情報から総合で考えるように、そういった癖を付けたいものです。
実際に現場に出ると仲良くなったり、「なんか合わないかも」ってこともあります。ですが、そういった感情に振り回されずに客観的に情報を集めるというスタンスは崩さないようにしましょう。
まとめ
ここまでざっくりと書いてみましたが、非常に忙しく疲れる時間でしたが、終わってみれば一回り成長したかもといえるほど、濃密な勉強の場でした。
今後も実習はまたありますが、ひとつひとつ、一日一日をしっかりと積み上げて行きたいと思っています。
今日上げた後輩へのアドバイスは、社会人としても通用するものだと思いますので、「関係ない」と思わず、一度考えて見てはいかがでしょうか?みなさんの気付きの一助になれば幸いです。