ども。あずき (@azucky824 )です。
先日、男子プロバスケットボールの「Bリーグ」で決勝戦が行われました。バスケを対して知らない僕でも胸が熱くなるような素晴らしい勝負で、やっぱりスポーツの力は絶大だなーと感じたのでちょっと語らせてください。
色々問題がのあったバスケ界がBリーグへ
Bリーグが発足した経緯には色んな問題があって、JBLという実業団リーグとbjリーグっていうプロリーグが存在していたものの、両団体の仲がすごく悪くて、プロじゃないのにJBLの方がレベル高かったり、本当にどうしようもないくらい大人の事情に選手たちが振り回されていたようです。
それが2014年にFIBA(国際的なバスケ団体)からその状況を問題視されて一時は国際試合への参加資格を停止されるという事態にまで発展します。(ただこれも随分前から指摘はされていて、改善期限が設けられていたのに、全く進展させられなかったという経緯もあります。)
この問題については様々なブログでまとめられているのでちょっと覗いてみるだけでも大体の状況は理解出来るかと思います。僕が読んだ中では以下の記事がシンプルかつ簡潔にまとまっていたのでおすすめです。
結局のところBリーグを立ち上げたこと(正確には時系列ではこちらが後のようです。)で国際試合の参加資格は復活。2016年の9月22日に満身創痍と形容しても差し支えないくらいグダグダしていたバスケ界は新たな一歩を踏み出したわけです。
「現代」にフィットさせる気合がハンパない。
開幕後、僕の周りでもBリーグ見に行ったよって人が沢山いて、その誰もが口を揃えていうのは「演出がすごかった!!」という話。
上記公式サイトの「使命」にも書いてある通りエンターテイメントを意識した演出が多く、会場に仕掛けを施しているコートもあるようです。
△これは実際の開幕戦のセレモニー映像なんですけど、最近何かと話題になっているプロジェクションマッピングを始めとして、「観客を楽しませる」という目線にとことんこだわっているのが感じられます。
また、ブランディングにもこだわって、とにかくカッコイイムービーを作っています。
こうして、見てみると、本当に選手というよりは中の人達が向かう方向をきちんと定めて、共有して、一丸となって邁進していった様子が伝わってきます。
バスケって試合自体が超面白い!!
で、肝心の試合はめちゃくちゃおもしろいんですよ。バスケットってほとんどの学校に部活があるし、そもぞも体育の指導要領にも盛り込まれているから、「ルールがわからない」って人はほぼゼロといってもいいんじゃないかな?って競技なので、そりゃルールにのっとって動く、無茶苦茶うまい人達の試合が面白くないわけないんですよ。
しかも、しかもですよ。
試合時間はは4クォーターに分かれてて、集中力が途切れない程度の時間だし、サッカーと比較すると点数もボンボン入るし、攻守の切り替えも早い。狭いコートだから目当ての選手も目で追いやすい。
これだけの要素を上げてみると、面白いだろうなって要素が本当にたくさんあるんですよね。
選手はリーグ問題が解決して、試合に集中できるようになったし、もともと結構バスケってファンサービスが充実してるって話も聞いていたし、とても理にかなっている気がします。
人を動かすアツさがある
僕は今現在もスポーツにうっすら携わるような病院で働いているのもあり、スポーツを身近ですが、彼女さんはもはや学生以来まったくスポーツ業界とは縁遠い人なんですが、決勝戦を一緒にテレビで見てたんですが、終わった後、
そんな人が「なんか身体動かしたいねー!」と口走るくらい。
ブログで文章を書いていても、「誰かに行動を起こさせる」っていうことがどれだけ難しいか、どれだけ情熱が必要かって思い知らされているので、これは本当にすごいなーと感じました。
Bリーグは今年ようやく1年目が終わりましたが、来年以降、どんな風に進んでいくのか、どれだけ盛り上がるのか。
もしかしたらバスケットという競技に対するイメージそのものを根本から変えるんじゃないかな?
スポーツというか、体を動かすことというか、そういったことに興味を持ってくれる人が増えるんじゃないかなってとてもとても未来を明るく感じました。
また今度9月からはアーリーカップというものが新たな試みとして始まります。
興味のある方は是非行ってみてください。僕も今年はひと試合でも行ければなと思っています。
それでは、あずき (@azucky824 )でしたー。