[⍺ź]さよならだけが人生だ


おはようございます。あずき(@azucky824)です。

今日は遂に引っ越し当日です。これで千葉ともお別れ。10年ぶりに同居した祖母ともお別れです。

ここが僕の原点でした。

仕事を辞めて、僕が生まれた家に10年ぶりに帰ることにして、祖父がなくなって一人でくらしていた祖母とまた同居を始めました。

この家はボロくて古いけれど、祖母の大事な花に彩られ、近所の人たちの優しさに支えられていました。ここで住んでいた時間は15年くらいで、まさかまた住めるとは思っていなかったのが正直なところ。

昔馴染みのおじさんやおばさん達に囲まれ、ハマグリもらったりカニもらったり、ときどき船に載せてもらったり、本当に本当に大事にしてもらって、改めて僕を育ててくれた方々に感謝をしました。

おばあちゃんはやっぱりヒーローだ。

うちは昔から祖母が一家の大黒柱で、鉄人ばあちゃんと呼ばれちゃうくらい元気でエネルギッシュな人だった。

一緒に住んでから、胆管結石の手術やらでどうしても、体力の衰えを感じる場面が多くなった。人はだれでも歳をとるものだと思い知らされた。漬物の塩加減がひどく曖昧になっていたし、鍋に火をかければこがすこともあった。

だけど、だけどね。友達が具合悪いって聞くと毎日料理を作って自転車で持って行ったり、草刈りやってやったり、僕のために半日くらい海へつかってハマグリとってくれたり、、、

あぁ。この人は昔から、こうやって誰かのために命削れる人だった。衰えても、歳とっても、身体が小さくなっても、関係なかったって思えました。そして、離れて暮らした10年のあいだずっと僕のヒーローのままでいてくれたんだろうな。

最後の日はセンチメンタル

ほんとうに、引っ越しの荷物だしたら家がからっぽになってしまって、なんだか寂しくて。祖母も気づいたら泣いてて、ぼくはなかなかそれがいま、言葉にならないです。

もう一生、一緒に住むことはないだろうな。ほんとに、一生ないんだなーって。切実に感じます。

これからぼくには輝かしい未来があるはずで、いま感じている不安も恐怖も緊張も、その副産物なわけで。じゃあ未来が短い祖母には一体何が残るのだろう?ぼくは何かのこせたのだろうか?

なにもわからないけど、それでも。自分の決めた道を一生懸命に進むことが一番の孝行だとおもうんですよね。月並みだけど。

あー、、、なんだか上手くまとまりませんが許してください。

なんにせよ、きょうから川崎市民になるあずき(@azucky824)をよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。