ども。あずき (@azucky824 )です。
さて、理学療法士を目指して夜間の学校へ通っている僕は、現在実習のまっただ中です。今日はその一週間で感じたことをざっくりではありますが書いてみようと思います。
実習生にも守秘義務があるので詳しいところはお話出来ないのでそのあたりはあしからず。
日々の勉強を役に立てられる準備は必要だよね
まず最初に言いたいのは、普段の学校の勉強っていざってとき役にたたないんですよ。イメージと実際じゃあ全然違って。例えばうつ伏せになってする検査って、うつ伏せになれない高齢者はできないのか?って話になるし、でも実はその患者さんの日常生活を良くするためには知っておいたほうが良いことでもあったりする。
だけど、実は検査の仕方はそれ一辺倒じゃない。探せばうつ伏せじゃない検査法も実施している病院やお医者さんや理学療法士さんがいるわけで。
でもそれって、学校の勉強は役に立たないって結論だすだけでいいんだろうか。
なんとなくだけど、それはきっと違うなって思ってて。だって、患者さんの想像をすればきっとたどり着くはずなんだもの。うつ伏せになれない人なんて世の中にはすげーいっぱいいるしさ。
学んだことをどう活かすか。学んだことをどうしたいか。
そういう視点をずっともっておくことが大事。片付けもそうだけど、しまうときは使うことを考えるべきだと思うから。
睡眠は力なり
「寝れない」とウワサになっている理学療法士の実習。実際にやってみると考えなくちゃいけないことが多くて、知らないことが多くて、知りたいことが沢山あって、睡眠時間はどんどん削れていきます。
でも、人間寝ないとどうしようもないこともあって。
リハビリを見学している最中に眠かったりとか、なんとなくボーッとしてたりだとかするわけで。
なんかさ。人間は寝なきゃいけない生物なんだと思うんです。
基本4時間睡眠でしたが、意を決して、一日だけ7時間寝てみたらものすごく元気になって。まるでドーピングしたように力があふれていた。
しっかり寝て。しっかり勉強したいなーと思います。
認知症のエグさは想像を絶した
実習に出てほぼ初めて重度な認知症の方と接する機会を得たわけですが、これは悪い意味で僕の想像をはるかに超えていました。
正直、こんな状態になってしまったら個人で、家族でケアをしようなんて不可能としかいいようがないなって。詳しくはかけないけれどそれぐらいエグい症状で。
その人を前に、僕は何もできないことを本当に悲しく思いました。
家族は面会に来た日にトイレで泣いていました。進んでいく症状に、どんどん人間らしさを失うその人に、きっと心が追いつかなかったんでしょう。
その家族にかける言葉を持っていないことに痛烈な無力感を感じました。
さいごに
僕は日々無力感を感じます。
でも、「出来ないこと」を知ることはきっとこれからの僕のためになるんだと思うんです。悔しいなーとか悲しいなーとか、もちろん嬉しいこともあるかもしれない。
色々感じることで成長するんだと思う。頑張っていきます。