[αź]【理学療法評価実習】実習最終週を前に思ったことを書いてみるよ。

Jissyu saisyu before

ども。理学療法士を目指して現在実習真っ最中のあずき (@azucky824です。

寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、一ヶ月に渡る実習も三週目が終わり、ついに最終週となりました。接する人にも少しずつ慣れてきて、担当じゃない患者さんとも雑談ができるくらいにはなりました。今日は最終週を前に思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。

認知症に接してみて

今回はじめて「認知症」というものに正面から接することになりました。重度な認知症がどれだけエグいのかっていうのは一週目の時に書いたとおりですが、症状は本当に人それぞれだということも今では知っています。ちょっと接し方も学びました。

認知症には「中核症状」と「周辺症状」という2種類の症状があると言われています。「中核症状」にはまさに認知症のイメージそのものである、記憶障害が含まれています。でも、実際に接してみて厄介なのは「周辺症状」の方で、ふらっとどこかへ行ってしまう「徘徊」だとか、わけのわからないことを喋り出す「せん妄」、ドラマとかではよくみかける「モノ盗られ妄想」など、周りの人に危害というか、巻き込む症状が満載です。

目的もなく動き出すので、見てるとまったく意図が読めず大変慌てます。とくにモノ盗られ妄想はかなり攻撃的になる方もいらっしゃるのでびびります。

僕が慌てふためいている時も職員の方々はニコニコしながら対応しててすごいなと感じました。

どんな状況でも、認知症の方には「拒否・否定しない」というのが一番良いらしく、「そうだね」「それは困りましたね」と声をかけられるとストレスがかからずに進行しにくくなるのだそうです。

色々な症状があって普通に生活しているとすごく戸惑うんだけど、きちんと症状の理解と対応の仕方を知っておくことでお世話の負担とか普段からの接し方が違ってくると思うんです。

リハビリってどんな存在か

リハビリテーションって、みなさんはどんなイメージがあるでしょうか。

今回介護要素の強い現場への実習だったので、介護とリハビリの違いをすごく感じました。

リハビリテーションはできるかぎりその方の能力を向上させたいと思って実施します。なので、「なにができて」「なにができないのか」をきちんと把握し、手伝うべき所・時間がかかっても自分でやらせること、を精査して行動をしてもらいます。

これが介護職だと、時間の都合もあって手伝ってしまったりもすると思うんですけど、僕が担当させて頂く患者様にも例えば靴はご自分で履いてもらいますし、「できないこと」の「できない理由」もきちんと知っています。

それが筋力なのか、身体が固いからなのか、バランスが悪いからなのか。そしてその理由が「治せるものなのか」「年齢的に・機能的にもう難しいことなのか」をレポートに書いていくのが実習の目的でもありまし、リハビリテーションにおいて重要なことでもあります。

今回実際に患者さんに接してみて感じたのは「普段は全部やってもらっちゃうから」と自分でやらせてもらえること自体が嬉しい、という方もいたことです。

若い時は自分で出来てたことができなくなる。ましては時間かかるけど「出来ること」なのにやってもらうっていうのはその人の自尊心を傷つけているのかもしれないなと。出来ることが増えることでそのひとの性格や活動量がもしかしたら変わるのかもしれないなと思いました。

あとがき

さぁ、あと一週間です。レポートを仕上げてお世話になったバイザーの先生方の前で発表をしなければなりません。

なかなかハードスケジュールが続きますが、力を振り絞って頑張っていきたいと思います。終わったらブログいっぱい書きたいと思いますのでよろしくお願いします!!

この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。