どうも。理学療法士の養成校で最終学年になってます、あずき (@azucky824 )です。
さて、僕は現在2ヶ月におよぶ実習に臨んでいます。始まってから早いもので3週間が経過し、ようやく患者さんの各種検査をまとめたレポートがおわり、これから治療に入るタイミングです。また数週間したら治療効果の検証で、検査とレポートの日々になるので、つかの間の平和といったところでしょうか。そんなわけで、余裕があるうちに感じたことを書いてみようと思います。
今回の実習先はクリニック!
僕が勉強している理学療法士という職業の就職先は大きく分けて3種類にわけられます。1つが総合病院のリハビリ室。2つ目が整形外科クリニックのリハビリ科、3つ目が老健とよばれる高齢者の支援施設です。
前回、1ヶ月の実習では老健へ行かせて頂いたわけですが、今回は入院設備のないクリニックへの実習となりました。
施設が変われば、当然のことながら対象となる患者さんの層も変わってきます。特に前回は高齢者施設だったのもあり、今回は日常生活をしっかりと送っている方々が多い印象です。
一回の時間が少ない
入院施設があるところでは、患者さんが承諾してくれれば、30分〜1時間くらい評価・治療の時間をいただけるケースが多く、実際僕も前回の実習では1時間もの時間をもらってやらせて頂いてました。
それが今回は、日常生活を送られている人なのであんまり長い時間頂くわけにはいきません。せいぜい20分から30分程度。それだけでも状況を見ればすごくありがたい離しなんですけれど、その短い時間で効率よくやるべきことをやらないといけない。これが結構しんどい印象です。
やりたいこと、がある。
僕達実習生は、レポートを書く際に「リハビリを通じてどんなふうになりたいですか?」っていう項目を書くんですけれど、前回の老健では高齢なことや、認知症が進んでいたことも有り、これからやりたいことって中々出てきませんでした。それが今回は「畑仕事が楽にできるようになりたい」とか、「社交ダンスしたいから腰の痛みをなくしたい」とか、結構具体的かつとても楽しみにしている内容が出てきます。
これって、やっぱり僕からしたら嬉しくて。「やりたいことがあるから治したい」っていうのはシンプルじゃないですか。治療者が理由を作らなくていいんですよ。「◯◯ができないと困るから頑張りましょうね!」みたいなことを老健の実習でバイザーの先生がおっしゃってましたが、僕としては本人から出てくるものがある方がいいと思うんですよ。
今回はわりと寝れてる!
3週間たって、レポートも1つ書き上げましたが、今のところけっこうしっかりと寝れているんですよね。
[αź]実習中は寝れない!の原因をマジメに考えてみた。 | あずきろく
以前上記のような記事を書いたこともあるんですけど、この時の反省から疾患概要は色々とよくある疾患は勉強してきたし、測定したデータを入力する受け皿も主要な項目は作っておいたのが大きいなと。
「考える」ことを少なく。
今回の実習において、僕は「考える」ことを少なくするということを目指しています。
もちろん、担当させて頂く患者さんのことはしっかりと考えたいと思っているんですけど、例えば歩くスピードが遅いって判断はわざわざ考えなくても、基準値さえわかっていればいいわけで。
これがちゃんとデータを記録した時にわかっているなら、あとはその遅さがどういうふうにその人の生活にとって問題なのかを考えるだけじゃないですか。
つまり僕は「準備さえしてれば考えなくて済むこと」は極力なくしたいなと思っってるんです。そのために、データを入力する受け皿のシートをExcelで作成し、基準点を予め設定しておいて、異常値に背景色をつけたりと工夫しておくことにしました。
考えるべきことについてしっかりと時間を割くために他に使う時間を絞るって感じでしょうかね。
このシートはもう少し改良を重ねて、卒業と同時くらいに公開しようと思っていますので、もし僕と同様に理学療法士を目指している方々の助けになれば幸いです。
結構楽しいです。
今回、ちゃんと寝れているという点もあるとは思いますが、きちんと実習に取り組めているという印象があります。もちろん、実習先の先生方や患者さんが非常に好意的に受け入れてくださっているというもの大きいのですけれど、きちんと準備してきたことで、自分にとって大きな大きなプラスになる、というのはすごくやったかいがあったなと思います。
今後も楽しみながら取り組んで行きたいと思います。
それではこの辺で!あずき (@azucky824 )でしたー。
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