[αź]実習に不合格、もう一年学生をやることになりました。

so-sad
ども。先日まで最後の実習に行っていました。あずき (@azucky824です。

それが、不合格という判定を受けまして、二ヶ月ある期間ですが途中終了という形になってしまいました。結論から言うと、実習に不合格になってしまうと、自動的に卒業できなくなるため、もう一年学生をやることになります。今日は、どうしてそんなことになってしまったのか、という経緯と今後どうするか、ちょっと頭を整理しながら書いていきたいと思います。

実習先によって内容が全く違う

さて、まず大前提として、実習における学習内容はそれぞれの実習先によってかなり差があるということは知っておいて欲しいなと思います。そこがクリニックか、総合病院かによって患者さんの質も全く違ってきますし、やはりその施設ごとに特色というのはある、ということ。

最後の学年では二ヶ月の実習を2回行くわけですが、前回の実習では特に問題なく出来ていたことも、今回の実習先では通用しない、さらに言えば、見る人によって良いとされていることも違う人がみれば駄目ってことも、医療・理学療法には結構あるものなんだなというのが強い印象です。

実習に対しての厳しさも全然違って、1回目はすごい体育会系で結構理不尽な怒られ方もしたけど、一度怒ったらそれで終わり、すぐにいつもどおりに戻ってくれるみたいなバイザーの先生でしたが、今回は一度機嫌を損ねるとちょっと長かった、みたいに、個人的な差もあります。

シンプルに言えば、勉強不足

今回、すごく感じたことは国試の勉強だけじゃ足らなくて、そもそも治療に必要な知識が足りなかったなということに尽きるかと思います。

例えば、どの筋肉がどんな時に働くか、ということは知っていても、その筋を鍛えるためのトレーニングを1種類しか知らない、ってケースが多いと指摘されました。1つの方法しか知らないと、疾患によってその姿勢が取れなかったりした場合、必要なトレーニングが出来ないということになります。でも当然それじゃ駄目で、もっと想像力を働かせて自分でたくさん試してみるとか、そういったもっと実践的な勉強が足りなかったなと感じています。

姿勢・動作の分析ができなかった

今回、かなりバイザーの先生に怒られた内容に、姿勢や動作の分析ができなかったことが挙げられています。

姿勢分析というのは、座っている姿勢や立っている姿勢を見て、なんで身体が曲がってるのかな?とかどうしてこの筋が固くなっているのかなとかっていうのを考えることで、動作分析というのは、寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行をそれぞれ複数のフェーズ(相)に分けて観察し、なぜその動きをしているのかを考えていきます。

どちらも、学生としては苦手としやすいなんて言われていまして、僕もご多分に漏れずすごく苦手です。特に動作については、細かいフェーズに分けることが難しくて、どうも上手く行かない。それをごまかしごまかしやってきたんですが、今回の患者さんではどうしても動作の変化を追っていく必要があって、毎日の変化を書いてくる必要がありました。

ただ、それが時間かかりすぎて6時間くらいかけてもまだ半分とか、そういうレベルで苦手にしているもので、睡眠時間は削れるわ、そのわりに出来上がりがひどいわで毎日しこたま怒られていました。

圧迫・ストレスに弱い自分がさらけ出された

自分は元々、ストレスに弱くて、うつ病になったり体調崩したりはないのですが、そのかわりに自分でも信じられないくらい注意力散漫になってしまうことが今までの経験上何回かありました。

弓道部時代は、的に刺さっている矢の数を何回確認しても間違って書いてきたり、本当になんでもない会話なのに言葉がでなくなったり。。。テンパると結構キツイ失敗をします。なので、今までは最悪の事態が起こるものと想定して、試合の日に向けてメンタル面も調整していました。

でも、今回はそれが毎日のレポートを片付けた後、しかも睡眠も少しは取らなきゃいけない、みたいな毎日で、しかも週6で出勤。なかなかいつものメンタルケアをこなす時間が捻出できず、後半は先生方からの質問にわけわからない回答をする、直してきたレポートが見当違い。みたいに、それこそ実習が終わった今読むとなんてことない内容なのに、どうしてこんなわけわからない修正をしたのか、自分でも「嘘だろ…」と感じる所ばかりです。

バイザーの先生方は普段の仕事を普通にこなしながら、僕達のような実習生を指導するわけで、当然自分の時間を削って指導しても理解力が足りていないと思われるレポートや返答が返ってくると、いい気分ではないもので、最終的には相当気分を害されたと思います(汗)

今後どうするか

実習に落ちる、なんてことは全く考えていなかったことなので、数日は途方にくれました。

とりあえず、すでに内定を頂いている病院にはすぐに連絡をし、「もう一年勉強してみてそれでもまたウチに来たいと思ったらまた試験を受けてくれ」という話とともに、その間リハビリ助手のアルバイトとして働かないか?という打診まで頂きまして、本当にありがたい限りです。

学校のほうは、実習は通らなかったのものの、卒業試験(国家試験の過去問)自体は受けられるし、そこで合格したら来年は実習だけに集中できるとのことなので、まずはそこに向けて勉強をしていこうと思います。

学校の試験日程などがはっきりした段階でアルバイトの打診については返事をしたいと思っていますが、なににせよ、知識をつけること・実技のレベルを上げることに加えて、今回ネックにもなった姿勢・動作については具体的になにか対策をしなきゃなと思っています。

まだ何も決めていませんが、気持ちを切り替えて、やっていこうと思います。あ、とりあえず、近日中に勉強用のブログを別に1つ立ち上げる計画をしています。勉強してインプットした内容をどんどんアウトプットしていって、卒業までにはボリュームのあるものに出来れば、その分僕も前に進んでいる、みたいな感じにしていこうとは思います。

ひとまず、しっかり休んで、楽しいことをしながらやっていきます。このブログもしばらくおやすみしたので、また楽しみみつけながら書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

それでは、あずき (@azucky824でしたー。

この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。