どうも。理学療法士目指して学生をしています、あずき (@azucky824 )です。
今回、カリキュラム上では決まっていた実習の日程と行き先が決まりました。具体的な話は出来ないきまりですが、実習ってどんなものなのかをせっかくの機会なのでまとめてみようと思います。
入学してから卒業するまで4回ある「実習」
理学療法士になるにあたって、教育課程に組み込まれている外部臨床での「実習」は学校にもよりますが、一般的には4回ありまして、それぞれ期間や目的がちょっとずつ違います。
①見学実習(検査測定実習)
まず、一番最初に行くことになるのは「見学実習」もしくは「検査測定実習」というもの。期間は一週間~二週間のところが多いようです。
学年で言えば2年生の後半に行くケースが多く、解剖学や生理学・運動学などの基礎的な知識に加え、各種検査手技を身につけた時期に行きます。
大きな目的は、今まで学んだ手技を実際の現場でどのように活用しているのか。また、理学療法士という職種がどのように働いているのか、どんな仕事なのか、を目の当たりにする実習となっています。
僕も今年のはじめに行かせてもらいました。
慣れない環境で、しかも実際に患者さんと接するのは初めてだったので想像以上につかれた一方で、ほぼド素人の実習生に対して患者さんもバイザー(教育係みたいな?)の理学療法士さんも暖かく接してくださったことは僕の勉強に対する姿勢を見直すエネルギーになりました。
②評価実習
3年生の後半に行くことになる、「評価実習」。今回僕が行く実習はこちらになります。期間は3週間~1ヶ月ってところでしょうか。
最初の実習ではただ、患者さんと接して、機会があればちょっとした検査をさせてもらう、いわゆる「職業体験してみよう」みたいなものに対して、2回目の実習は、患者さんの身体の状態を正確に把握し、問題点はなんなのか、様々な検査を行ってデータ化をしながら考えます。
その検査もやればいいってものではなく、患者さんの状態を話を伺いながら、動作を見ながら把握したうえでやる検査を選ばなくてはならず、しかもその結果を文章化して分析しなくてはなりません。
授業でケーススタディもやったのですが、これがなかなかに難しく、この入学してから今までの知識を総動員してもたらず、さらにどっかから論文を引っ張ってこないとかけないことがたっくさんあります。つまり時間がかかるわけです。
③④臨床(総合)実習
最終学年になると、座学はひととおり終わり、実習がメインになります。ここで入ってくるのが8週間にも渡る「臨床実習」です。
しかもこの臨床実習は場所(病院)を変えて2回あります。つまり、トータルで4ヶ月実習に出ることになります。
内容としては、2回目の実習「評価実習」で行った、患者さんの問題点を出す作業(検査・測定)に加え、実際の治療まで行います。それで8週間の間にどのように変化したか、治療効果がどのような形で現れてくるのか、というのを見させていただくものになっています。
実習前に読んでおきたい記事
世の中には、理学療法士の実習ってものに対してブログ記事を書いてらっしゃる方もいるんですよ。
△例えば「ラジオねこきっく」のメンバーでもある和田ショーヘイさんが書いているのは実習のカテゴリになっているので探しやすいと思いますし。
△もうひとつご紹介すると、正確にはブログではないですが、「理学療法士のウェブライス」にはもうちょっと「情報」としてまとまっています。
そんなわけで更新頻度が、、、、
最近あまりブログを更新できていませんが、実習に突入するとそれが更に顕著になりそうです。まぁ少しずつ頑張ってはいきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
それでは今日はこの辺で!