[αź]【12】【セルフマッサージ講座#04】腰痛持ちにはやってほしい、お尻ほぐしを動画で簡単に解説するよ!!#七ブ侍 #月曜日

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こんばんは。七人のブログ侍、月曜日担当のあずき (@azucky824です。

僕は現在、夜間で理学療法士の学校へ通いながら、身体の矯正がメインのトレーナーをしています。そんな僕が簡単にできるセルフマッサージをご紹介する企画、とりあえず予定していた最終回、第4回になります。

七人のブログ侍:先週のおさらい

さて、本題の前に。「七人のブログ侍」は七人のブロガーが日替わりで記事を更新していくブログリレー企画です。

七人のブログ侍 まとめ

過去記事などはまとめサイトから見ていただけると早いかと思います。

曜日別に読みたい方は先日まとめたのでこちらの記事を御覧ください。

[αź]七人のブログ侍第1クールクライマックス、ここまでの記事をまとめるよ! #七ブ侍 | あずきろく

では本題に戻りましょう。

全4回のセルフマッサージ講座企画

セルフマッサージ講座。先週の「足首・足部」に続き第三回になります。

第一回:「ふくらはぎ」9/1
第二回:「足首・指・裏」9/8
第三回:「太もも」9/15
第四回:「お尻・腰」9/22←今日!!

まずは解剖学!

お尻=骨盤

解剖学的に見れば、お尻の筋肉はほぼ骨盤の動きに直結しています。

「骨盤は大事」ってイメージがある方も多いでしょう。そういった話をしているテレビ番組も多くあります。それもそのはず、人間が進化の過程で他の動物と比べて一番変化がある、影響を受けている部分だと言っても過言ではありません。

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猿なんかであれば、縦方向へ広がった形をしていますが、、、

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二足歩行になったことによって、重力などの荷重がかかるようになり、横に広く、より頑丈な骨へと変化しています。これがさらに現代人になると、椅子に座ることで移動が少なくなり、太ももや膝・ふくらはぎで支えていた身体の重みが背骨や骨盤で支えるようになったため、若い方にも腰痛が増えてきました。

なので、ここをほぐすことによって、体全体のバランスが良くなってきます。特に腰痛の方には必ず指導するものでもあるので、気になる方はぜひやってみてください。

骨盤の状態チェック

さて、腰痛の状態と原因を見るときに、僕が見る部分はいくつかありますが、代表的なものを一つご紹介したいと思います。

それが、「骨盤の前傾後傾」です。

↑は僕の身体を横から撮った写真ですが、実は反り腰と呼ばれる癖があります。腰痛になりやすいタイプの一つで、女性に多い腰の状態です。

この写真では前の指で「上前腸骨棘」という腰骨の一番出っ張っているところを。後ろの指で「上後腸骨棘」という、仙骨の後ろの出っ張りを触っています。ちょっとわかりにくいですが、この二つの場所で骨盤の傾斜具合を見ていきます。

この二つの場所の高さの差が指二本以内であれば正常範囲内。僕の場合、それ以上後ろが上になっているので、「前傾が強い」状態になります。

いきすぎるとどうなるのか

この前傾・後傾、ひどくなるとどうなるのかというと。

前傾傾向の方は腰痛になりやすく、背中を通じて影響がでやすい肩まわりにも痛みが出てきます。前述していますが、比較的女性に多い体型です。

逆に後傾傾向の方は、中年男性や高齢者に多い体型です。骨盤を引き上げなくていいため、お尻の筋肉が落ちやすく、歩く力が低下しやすいです。これ、筋肉が落ちてくると座骨神経痛とか、座ってるだけでお尻の骨が痛くなるなど、結構重症になりやすい傾向があります。

どちらの傾向の方もお尻は硬いことが多いので、チェックしてみて指二本以上の差が出た方にはお尻ほぐし、おすすめです。

実際にやってみよう

筋肉の話。

まず、おしりの筋肉には大きなところで三種類あります。

大殿筋

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中殿筋

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小殿筋

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図は筋肉.guideからお借りしました。

この辺をうっすら頭に入れながらやってみましょう。

殿筋起始部(動き)

まずは簡単な話ですけど、筋肉の付け根は痛くなりやすいです。こりやすいので集中的にほぐしましょう。

お尻の筋肉は硬いので、前回に続き、テニスボールでほぐしていきます。おしりと腰のちょうど間くらいのところにボールをおいて、体重のかけ具合を調整しながらゴリゴリと当てていきます。

殿筋起始部(押し付け)

同じ所を今度は押し付けてほぐしていきます。

膝を外側へ倒すようにして、体重を徐々にかけて行きましょう。

基本の動きはこの、縦と横です。あとはちょっとずつずらしながら気持ちいい所を見つけてみてください。

殿裂部

お尻の割れ目(?)のことを、解剖学的には「殿裂」と呼びます。実はこのへんも凝りやすいところなので、割れ目。。。ではなく、そのギリギリのところを攻めてみましょう。

【まとめ】おしりは万病の源

僕の務めているフィットネスクラブや、担当している健康教室にいらっしゃるお客様は老若男女問わず、ほとんどの方がこのお尻まわりの疾患を抱えています。腰痛だけじゃなくて、歩行能力・バランス能力の低下や肩こり、頭痛など、本当に沢山の病気の原因になる所でもあります。

僕がトレーナー目線で見ると、お会いする方の7割くらいは歩き方・姿勢からしてなにかしらお尻のトラブルが起こっているなと感じます。

特にデスクワークが多い方、腰痛をすでに持っている方、冷え性やロコモティブシンドロームなど、適応する疾患はやまほどあります。このお尻まわり。凄く重要です。ちょっとでも気になるところがあればぜひやってみてください。

さて、今日で4回わたって書いてきた「セルフマッサージ講座」企画がひとまず終了です。今後も上半身をやりたいと思っていますし、症状別ストレッチとか、なにかしら身体関係でこういった連続ものをやってみたいとは考えています。

同時に、全12回。3ヶ月に渡り続いた「七人のブログ侍」も第1クールが終了です。来週から第2クールが引き続き始まる予定ですが、その辺はまた感想と共に書いて見たいと思います。ここまでご覧くださった方々、本当にありがとうございました。

明日、火曜日担当のブログ侍は『むーろぐ』というブログを書かれている、ひろむさん(@mwwx)です。どんな記事を書くのか楽しみです!!

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この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。