どうも。トレーナーをしながら理学療法士の学校へ通っています、あずき (@azucky824 )です。
今朝、錦織選手が全米オープンテニスで世界ランク1位の選手を倒して、決勝戦へコマを進めましたね。
錦織圭、日本人初の決勝進出 チリッチと対戦へ:朝日新聞デジタル
4大大会では日本人初の偉業ということで、テニスに詳しくない僕ですら心躍るものがありますね。ぜひ頑張って頂きたいと思います。
さて、身体関係の仕事をしていると、こういった一流アスリートの試合を見るたびに、どうも「筋肉の発達具合」に目が行ってしまいます。
今日はトレーナー目線でお話をしたいなと思います。
全力で切り返せる足を持ってる!!
やっぱり目が行ってしまうのは「足」ですね。
まず、タイトルにも書いている通り、錦織選手はふくらはぎの発達が著しいです。
ちょうど内側・外側両方見える写真があったのでこちらを見て下さい。
前に出している右足は内側、後ろの左足は外側が見えますね。このボコっと隆起しているのはふくらはぎの筋肉の中でも「腓腹筋」という筋肉です。
[via:筋肉.guide]
この筋肉は膝の裏側ちょっと上からアキレス腱まで続いていて、さらに外・内のに方向に広がっている筋です。人体の中でもかなりパワーがあって、ここが切れるとものすごい音がする、、、と言われるくらいハリがあるようです。
錦織選手はどちら側も発達していますね。ここが発達しているということは、動く方向を急激に入れ替えることが出来るということでもあります。筋肉には表側・裏側、つまりアクセルとブレーキの役割をする2つがあって、どちらとも発達しているのはそれだけの練習をこなして来たからだとよくわかります。
さらに、太ももの内側の筋がまるで野球のボールのように発達しているのも分かるかと思います。
ここは「内側広筋」という筋なのですが、身体全体を素早く止めるためのブレーキの役割をしています。ストロークの時に身体を回旋させる力の原動力にもなります。
この2つの筋肉が大きいために、あれだけハードが左右運動をこなすことができるんですね。
ちょっとアングルと力のかかり具合が違いますが、世界トップレベルのプレーヤー、スイスのワウリンカ選手だそうです。
発達の仕方が違うのがなんとなく分かるかと、、、特に太もものぼっこりがこちらにはありませんね。
アングルが一番似てそうだった、この画像の右側の選手と比べるとわかりやすいかなと思います。
まとめ
「粘り強い」、「あきらめない」とメンタルが強くなったと言われている錦織選手。
でも当然だけどそれだけじゃなくて、地道なトレーニングと練習で肉体的にも世界トップ選手以上の足を創りだしたんだなと非常に感じた試合映像でした。
決勝戦は9日の午前6時からということで、ぜひとも世界一になって欲しいなと思います。
スポンサーのUNIQLOのトップ画像もかっこいいですしね!!
それではこのへんで!あずき (@azucky824 )でした。