[αź]本番で絶対に弱気にならない??僕が学生時代から続けている、スーパーネガティブ思考で勝ちにいく。

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どうも。あずき (@azucky824 ) です。

突然ですがみなさん、大事な試合やプレゼンなどの本番前にどうやって気持ちを持っていきますか?

たくさん練習をする、資料を何度も読むという努力はもちろん必要ですが、気持ちの面をどうするかというのは必ずどこかで絡んでくる大事な問題だと感じている方も少なくないでしょう。

何年か前に、サッカー日本代表の長谷部選手の本がベストセラーになりましたね。「心を整える」という表現はとても的を得ているなーなんて思ってよみふけった記憶があります。

今日は僕なりの「心の整え方」をまとめていきたいと思います。

僕の競技人生

もともと僕は学生時代弓道という競技をしていました。なんとなく集中力が必要な競技、というイメージを持つ方が多いと思いますが本当にその通りで、メンタル面でのもっていきかたが勝敗を大きく左右します。

そして僕が所属していた大学は男女ともに全国レベルの強豪校でした。先輩はもちろん、同期・後輩もみんなすごく上手で、在学中の4年間での最高成績は団体で全国2位でした。僕自身も競争の激しい中、全国の舞台で2度戦わせてもらっています。

僕自身は自分の技術が高いと思えたことは一度もなく、まわりと比べての劣等感が実は4年間ずっとありました。なので、「今の実力を試合で出しきる」という点に関して試行錯誤をしてその後の住宅営業でのプレゼンでも使えるくらいに落とし込みました。

住宅営業は、最初に営業からのプレゼンをするのですけど、その後の商談に進む打率は在職3年間同期でトップでした。

スーパーネガティブ思考

もともと、僕の性格はあまり悩みとかがなくていつでも「まぁなんとかなるっしょ」みたいな考え方をする、いわゆる「ポジティブシンキング」なタイプ。

よくある失敗として、本番中に想定外のことがあると対応しきれなかったり、弱気になって縮こまったりがおおかったですね。

そこで、僕が選んだ方法は「とことんネガティブに考える」ということ。

最悪の状態を何パターンも想定・シュミレーションする

ネガティブに考えることは、具体的に言えば「最悪の状況」をあらゆるパターンで考えるということでした。

弓道でいえば、「離れがでなくなる」「弦が切れる」「ゆるんでくる」など普段の失敗から考えていきます。ちょっとわかりにくいか(汗)プレゼンで言えば「お客さんの反応が薄い」「自分の声が震える」など、まぁ考えられることは全て考えます。

そしてその「後」をより鮮明に考えます。

「こういう失敗・状況」になったら自分はどうなるのか?どう対処するのか?

対処法を見つけ続けて、不安要素を潰す

こんな風に考えた失敗パターン全てに対して「対処法」を見つけます。ただただその繰り返しです。大体、本番前は3日から1週間かけてこの作業をしていました。

ここまでやっていくと、本番の弱気・緊張の原因である「不安」がはっきりと形になっていきます。

やはり人間、形の見えないものが一番こわいんだと思うんです。「なにが」不安なのか、「なぜ」不安に思うのか。それに立ち向かうことが大事なのだと思います。

最悪なパターンが出るものとして臨む

ここまでやれば、あとは本番。その本番は常に「最悪が起こるもの」としてやっていきます。

営業時代は「お客さんはすごく性格が悪くて、こっちの話なんか全く聞いていないし、よくわからない質問もしてくるし、同席している上司・設計は全く助けてくれない。」くらいの想定をしていました。

具体的な方法

ここからはより具体的な方法を書いていこうと思います。

日記を書く

これは主に部活に打ち込んでいたときに書いていましたが、自分自身のその日の反省を書いていきます。自分の悪い癖や失敗パターンを分析するためです。当時は引く幅(引き尺という)が一定にならず、矢の飛びにばらつきがでることや、呼吸が整わないうちに引き始めることがよく書いてありました。

ちゃんと練習してればそういうパターンは絶対に出てきます。悪い部分はだいたい本番でも出ますしね。

それともう一つ。感情を吐き出すということも大事な役割。とくに本番前は弱音を全て書いておきます。「緊張して吐きそうだ」とか「自分みたいな下手くそが試合出ても大丈夫だろうか?」とか書いていましたね。

ノートに不安を書き出す

最悪なパターンを想定すると言いましたが、そのときに箇条書きでも走り書きでもいいので、ノートなどに書き出す方法をとっていました。

ばーーーっ!!と書き出すと、「あぁ、こんなに不安要素あるんだな」とそのボリュームが視覚的に入ってきます。そして「あらゆるパターン」を考えるときにノート1枚分は書き潰すというルールも決めていたので、大小さまざまな不安を無理やりひねり出していました。

対処法は「諦める」でもOK。

想定した失敗パターンに対してひとつひとつ対処法を考える、と前述してありますが、実はコレ「どうしようもなければ諦める」でもOKです。

それぞれを「解決」するよりもきちんと「ひとつひとつのパターンについて考える」のが大事なんです。

【まとめ】ココが底辺だ!這い上がろう!

失敗するパターンが予想出来ているというのは、みなさんが考えている以上に肩の力が抜けるもので、「肚(はら)をくくる」という表現がしっくりくるような精神状態が比較的楽に作れます。

僕は普段ポジティブなんですが、それは「問題・不安から逃げている」ようなタイプなのでその真逆の考え方をする、ということですね。

まずは不安がなにか、を考えることからはじめてみませんか?

あなたなりの心の整え方を持っていると色んな場面で楽になりますよ。他の方の話も聞いてみたいですしね。

では今日はこのへんで!あずき (@azucky824 )でした!

この記事を書いた人

azucky824

1987年生まれ ゆとり第一世代。実家は千葉で代々漁師の家系。
大学で上京し、住宅営業マンを経て現在は理学療法士を目指して専門学校生。
好きなものを語る場としてこのブログを管理・運営してます。